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井桁良樹シェフがオーナーの「老四川飄香」(代々木上原)で、料理教室オフ会を実施することになり、夫婦で参加した。 井桁シェフは最近の中華料理界で気鋭の若手シェフである。 中華料理の本場上海・四川で修行を重ね、2005年4月開業、屋号には「古き良き四川が香り漂う」という意が込められている。 本場四川の旨味と辛味がタップリでコラーゲンが一杯の名菜を中国の銘酒と共に堪能することができた。 |
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四川スタイルのコールド・チキン・セサミ・ヌードルである。 四川名菜の棒々鶏と冷麺を合わせた夏の代表的な料理。 茹鶏を棒で叩いてほぐした事からこの名が付いたそうだ。 芝麻醤に辣油と醋を合わせたマッタリした感じのソースが、茹鶏の旨味と見事に調和している。 麺は中国の伊さんが開発した伊府麺が美味しい。 |
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豚肉の四川辛味炒めである。 魚香(ユイシャン)は四川八大味の一つで、四川の各店が持つ土着の味だそうだ。 古くは鮒を酢に漬けて作っていた独特の香りがするソースである。 赤身の猪肉に辛味がしっかりついて旨味がタップリの食通には堪えられない逸品である。 とても難しいランクの料理とされているそうだ。 |
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胡椒と酢の四川スープである。 かの有名な激辛ですっぱい味のこくのあるスープ。四川料理の八大味の一つである。 ご馳走を沢山いただいて、このスープをいただき、一度スッキリさせてから、またご馳走をいただくそうだ。 |
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白身魚のフリッターのトマト炒めである。 ころもがサクッとした食感が心地よく、柔らかくて子供やお年寄りにも食べやすい。 炒めたトマトの味もなかなか乙なものである。 |
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コーンミートボールのカレーソースかけである。 ソースのわりには薄味で、サッパリしている。 夏のお客様料理だそうだ。 |
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キュウリの甘酢漬けである。 辣油をとろ火で熱して、キューリの上にかける。 ジャッと音がして味が滲みこみ、ピリッと辛い香りが出てくる。 |
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ナスの四川煮込みである。 通称は麻婆茄子。 魚香は四川八大味の一つで、ピリカラの味である。 土鍋で炊いたお粥に掛けて食べるのも美味しいそうだ。 中国の茄子の皮は硬いので、皮を剥いて戴くそうだ。 今回、先生が茄子の皮と搾菜で箸休めの一品を作られた。 これがまたチョットした味なのである。 |
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平日の火曜日のことなのに、家内が急に麻婆茄子を食べたいと言い出し、作ることになった。 さいわい習ったばかりであったので、手際よくことは進んだ。 肉厚の茄子とピリカラのソースがよく合っていて美味しいと・・・喜んだ。 ビールと冷酒(鎌倉五山)に、ピッタシの焼菜なのである。 |
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牛肉とピーマンの炒め物である。 中華料理の定番で、味がサッパリしているところは意外である。 宴会料理(コース料理)では、前半に出てくる料理でお酒のつまみとして戴くそうだ。 牛肉もピーマンも炒めすぎないように手早く仕上げる。 |
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豆腐のサラダ四川ワンダードレッシングである。 怪味(グワイウェイ)は四川八大味の一つで色々のものがブレンドされ、何が入ってるかよく分からないのでこの名があるそうだ。 芝麻醤(ジーマージャン・ごまみそ)と大蒜がこの味の特徴で、夏バテを解消して食欲増進は間違いなしである。 絹豆腐の冷奴にワンタンの皮で作ったチップスとナッツをトッピング。 チップスの歯ざわりが心地よい。 レンゲで崩しながら戴く。 |
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筍の四川炒めである。 乾ベンは四川料理の八大味の一つである。 水分をすっかり取ってから再び味を入れてゆく調理方法で、とても不思議な味がする料理である。 食材はタップリ必要になる。 |
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豚肉とキャベツの強火炒めである。 爆(バオ)は強火で炒める手法で、北京料理でよく使われるそうだ。 回鍋肉片(ホイグオロウピェン)に似た料理であるが、茹で豚ではないので歯ごたえがある。 |
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待望の陳建民先生の陳麻婆豆腐登場!豆腐と挽き肉の辛味炒め煮である。 陳麻というお婆さんが作った豆腐料理でこの名が付いたそうだ。 日本では余りにも有名な料理であるが、晴れの宴会料理ではないそうだ。 それでも日本人が観光で四川に行くと、特別に作ってくれるそうだ。 それにしても香ばしいピリカラの風味といい、豆板醤の濃い茶色の色合いといい、四川料理の絶品である。 この色合いは四川の土着の色だそうだ。 |
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豚肉と搾菜(ザーサイ)の細切り炒めで、四川料理では名菜中の名菜と言われているそうだ。
搾菜は重慶地区の名産品。岩盤が多い土地なので瘤ができやすい。これを四川省の良質の塩で漬けているそうだ。
シンプルな味で飽きが来ない料理である。 自分でも豪快に作ってみた。子供達が来たので6人前である。 |
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2月の日曜日、特に来客があるわけでもないのだが、習ったばかりの油菜薹肉片を作ってみたくなった。 油菜薹は近くの八百屋さんで仕入れることができた。 150gほどの束が238円である。 水に晒すと茎がシャキッとなった。 豆板醤を少し入れすぎて辛味が強くなってしまったが、我が家は夫婦共ビールをいただくので、辛くても美味しかった。 |
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四川屋台そば(点心)である。 天秤棒で担いで売りに来るのでこの名前がついたそうだ。 小腹がすいた折に食べる習慣で、いわゆるスナック。 スープはほんの少し、小椀でかき回していただく。 日本では陳建民先生が日本人のスープそば好きにあわせて、富順スタイルの芝麻醤(ジーマージャン)スープ麺に変えられポピュラーになったそうだ。 細めのうどんを使うのも良い。 |
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カリフラワーのクラブクリームソース掛けである。 宴会料理(コース料理)の立派な野菜料理で、最後に出てくる手の込んだ料理だそうだ。 蒸して柔らかくなったカリフラワーに蟹のクリームソースがトロリとからんで、とても円やかな味である。 |
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白菜の甘酢漬け冷菜である。 大根、人参、セロリ、きゅうりなどでも作る。冷菜盛り合わせとしたり、茹で鶏の下敷きとしていただくそうだ。 |
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鶏肉と昆布の土鍋スープである。一羽から背骨をはずしてぶつ切りにした骨付き鶏腿を使用するので、骨から味が出る。 昆布が柔らかくなり、鶏肉が骨離れが良くなるまで弱火で炊く。 具は豆板醤と醤油のつけだれでいただく。サッパリして美味しい。 最後はご飯にスープをかけて、スープ粥にしていただくと、これまた乙な味である。 |
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